今回は、「監視カメラに映る矛盾で奥様の浮気発覚」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:旦那様(N様40歳) 対象者:奥様
調査場所:三重県亀山市
依頼内容
今回の依頼者はN様40歳。ご自身は工場に勤務しており、奥様はパートで事務員をしています。
現在結婚8年目、幼稚園児の息子さんと3人で暮らしているそうです。
夫婦間の関係は良くも悪くもないという状況だそうです。
結婚後、オシャレに気を使っていた交際当初とは変わり、服装に頓着のなくなっていた奥様。
2ヶ月ほど前から、急にお洒落な格好に変わり、化粧や髪型に気を使っている様子が見られたそうです。
普段から、浮気関係の投稿をネットで見ていたことから、旦那様は奥様の変化から浮気を疑うようになったのだそうです。
旦那様はネットでの知識から、いきなり奥様に問い詰めることはせず、まずは様子をみることにしたそうです。
行なった行動はただ一つ。自宅に防犯カメラをつけることでした。
それがあれば、少なくとも、奥様の出かける時間と帰宅時間がわかるという理由からの行動でした。
奥様に、「近所で空き巣がでたと聞いた。うちにも安い防犯カメラを付けよう」と提案したそうです。
奥様も断る理由がないため承諾したので、ネットで確認ができる防犯カメラを設置してみたそうです。
監視カメラから、奥様の行動を確認してみたところ、幼稚園への息子さんの送り迎えや、パートや買い物の他にパートがない日にも帰りが遅く、明らかにどこかで時間を費やしていることがわかる日があったのだそうです。
息子さんにも最近の近況を聞いてみたところ、奥様が仕事を口実に子供の面倒を実家の母に任せている時間がかなりあることがわかったそうです。
奥様のパートは週に4日だけであるはずなのに、明らかに辻褄が合わないものでした。
そのことから、100%ではないものの奥様の浮気を確信、浮気調査を依頼するに至ったということでした。
調査内容
息子さんの証言や、監視カメラの内容から、週に1回平日に奥様のパートが休みであるはずにもかかわらず、息子さんを実家に預け、奥様がどこかに出かけていく日があることがわかりました。
監視カメラの情報から、奥様が自宅を出る時間や帰宅する時間などの規則性もある程度把握できたことから、ピンポイントで奥様の尾行調査日程を組むことが出来ました。
今回の依頼の目的としては、
・奥様が浮気をしているかどうか確認したい。
・浮気をしていた場合、浮気の証拠を掴みたい。
・浮気相手がどんな人物か確認したい。
・浮気相手と別れさせたい。
の4点となります。
旦那様としては、奥様と離婚する意思はなく、息子さんの事もあるので、できれば関係修復したいとのことでした。
奥様は普段車を使用して移動しているとのことなので、奥様の使用する車の車種やナンバー、カラーなどの情報をいただき、当日の調査に備えました。
調査結果
指定した奥様の行動が怪しい曜日に調査開始、奥様が外出すると思われる時間に合わせて自宅周辺に調査員を配置しました。
予想通りの時間に奥様は自宅を出てきて車に乗り込み発進しました。
車で15分ほどの隣町にあるマンションの駐車場に車を停め、鍵を開けて部屋に入っていきました。
奥様はその後、一度スーパーへ買い出しに行き、再度部屋に戻ります。
お昼頃になって、マンションにもう一台車が停まり、奥様のいる部屋に入っていきました。
2人は夕方頃までマンションに滞在、奥様が部屋から出てきて車に乗り込み発進しました。
時間帯から、奥様は自宅に帰宅か息子さんの迎えに行くことが分かっていましたので、マンションの張り込みを継続したところ、しばらくして男性もマンションの前に停めている車で外出していきました。
男性は車で20分ほど離れた場所にある一軒家に到着、家に入っていきました。
最初は男性の住むマンションかと思われましたが、どうやら二人が出入りしているマンションは逢引きのために別で借りている部屋のようでした。
その後、同じ曜日に数回の調査を行いましたが、奥様は毎回マンションへ出入りしており、男性側はランダムな時間に出入りしていました。
男性側も奥様もそれぞれ合鍵を持っており、マンションが密会場所である事は容易に想像出来るものでした。
不倫カップルが、逢引きの場所として、ラブホテルよりもアパートやマンションを借りる方が安くて安心と考えるケースは少なくなく、浮気調査ではよくあるパターンでした。
以上で全ての調査を終了しました。
まとめ
調査報告書を旦那様に提出しました。
旦那様は奥様の浮気の現場を見て、かなり悲しそうな表情を浮かべましたが、息子さんのためにも浮気相手と別れさせて、奥様とは関係修復する道を選ぶことにしたようでした。
調査報告書を元に奥様に問い詰めた所、すぐに事実を認めて旦那様に対して謝罪されたそうです。
浮気相手へは慰謝料請求150万円を請求、奥様とはしっかり話し合い、現在も夫婦生活継続中であるとのことでした。