今回は、「突然離婚を告げ、実家に戻ってしまった旦那様」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:奥様(O様35歳) 対象者:旦那様
調査場所:三重県伊賀市
依頼内容
今回依頼をいただいたのはO様35歳。ご自身は主婦をされており、旦那様はIT企業に勤務されているそうです。
現在結婚して10年経っており、現在7歳のお子様がいらっしゃいます。
奥様はお子様が生まれてから仕事をやめ専業主婦をされているそうです。
夫婦仲は特別悪くなく、時々些細な事から口喧嘩をすることはあるものの、離婚に発展するような大きな喧嘩や浮気などはこれまで一度もなかったようです。
しかし、1か月ほど前に旦那様から突然「離婚してくれ」と言い渡されたそうです。
その後1週間後には旦那様は実家に帰ってしまったのだそうです。
旦那様の言い分を聞いてみたところ、以前話し合った子供の進学方針にはまだ納得していないし、そもそも結婚当初からずっと不満があったと言い、離婚しか考えられないのだといいます。
しかし、奥様は旦那様の発言が本音だとはどうしても思えず、絶対に隠している事があると確信しているようでした。
旦那様が出て行ってから、息子に会いに来ることも一度もなく、どうしても納得がいかない奥様が、友人に相談をすると、旦那様が浮気をしているのではないかと言われ、調査を勧められたのだそうです。
そのような事情から弊社事務所への依頼に踏み切ったということでした。
調査内容
もう既に1か月別居状態であることから、現状の旦那様の生活スタイルはわからないそうです。
しかし、奥様が確認したところ、会社には普通に勤務しているようなので、旦那様の会社の帰りからの尾行は可能ではないかということでした。
とはいえ、現在の生活の詳細が分からないことで調査の日時が絞り込めないので、1週間まるまる調査をしてみる事にしました。
今回の依頼の目的としては、
・旦那様が浮気をしているかどうか確認したい。
・浮気をしていた場合、浮気の証拠を掴みたい。
・浮気相手がどんな人物か確認したい。
・浮気相手と別れさせたい。
の4点になります。
平日は夕方旦那様の仕事が終わってからの調査、土日は朝からの調査を行うことになりました。
もし女性との接触が見られた場合は、浮気の証拠を掴むとともに、浮気相手の住所などの情報を押さえます。
調査結果
月曜日から、1週間の尾行調査が始まりました。
しかし、平日の調査ではなかなか女性との接触は見られませんでした。
旦那様はかなり仕事が忙しい様子で、定時だと夕方には仕事が終わるはずですが、平日のうちほとんどは終電近くに退社してきて、そのまま実家に直帰していく様子が確認できました。
旦那様が早く会社を出てくるような日は、会社の同僚男女数名を連れて飲みに行く姿が確認できたものの、特定の女性と会っている様子はなく、飲み会の解散後はそのまま実家に直帰していきました。
土曜日の調査では、旦那様は昼から外出していきましたが、お母様を連れて車移動をしており、一緒に買い物に出かけて言ったり、車の洗車をしたりする様子が確認できました。
これまでの調査から、旦那様に浮気はないかと思いきや、日曜日になり、女性との接触が確認できました。
日曜日は、旦那様の車でお父様を駅まで送った後、実家に帰るかと思われましたが、実家を通り過ぎて、更に1時間ほど車を走らせます。
その後、ある駅のロータリーの車を停車させると、ほどなくして旦那様の車に女性が乗り込みました。
旦那様は女性とファミレスに行き、食事をした後、ラブホテルに入っていく姿が確認できました。
ラブホテルから出てきた際に、女性の姿をはっきり撮影することが出来たので、よく確認してみると、平日に一緒に飲み会に行ったメンバーの一人である女性だったことが分かりました。
旦那様の浮気相手は同じ勤務先の同僚の女性のようです。
まとめ
調査報告書を確認した奥様は、離婚を決意されたそうで、旦那様と離婚して浮気相手に慰謝料を請求するにはどうすればいいかアドバイスが欲しいとのことでしたので、旦那様への対応の仕方や今後の流れを説明しつつ、実務的な部分に関しては、弊社提携の弁護士を紹介して、離婚に向けて話を進めることになりました。
後日、旦那様の実家のご両親から謝罪の連絡があったようですが、奥様の離婚の決意は固く、現在離婚調停の話を進めている最中だそうです。
まだその後の連絡はいただいておりませんが、完全に旦那様都合による別居と浮気、必要な証拠は十分に確保できているため、ほぼ間違いなく有利な条件での離婚が出来るでしょう。