今回は、「隠蔽工作をして浮気旅行に出かけた奥様」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:旦那様(K様35歳) 対象者:奥様
調査場所:三重県明和町
依頼内容
今回依頼をいただいたのはK様35歳、ご自身も奥様もそれぞれ別業種で会社員をされています。
現在結婚5年目、平日は3歳の息子さんを保育園に預けて夫婦働きに出ています。
奥様よりも旦那様の方が比較的残業の少ない業種なことから、保育園のお迎えは基本的に旦那様の方が担当することが多いそうです。
奥様もお子様が生まれてから1年ほどで仕事に復帰し、それぞれ精力的に仕事をしているようでした。
旦那様は半年ほど前から、奥様の服装や化粧の仕方などに変化が見られたことに気づいたそうです。また、その頃から奥様は社内や大学時代の同級生などとの飲み会を理由に帰宅が遅くなる日が増えてきたといいます。
奥様は頻繁に携帯をいじっている様子で、トイレやお風呂の時も携帯電話を肌身離さず持ち込むようになったそうで、携帯を覗き込もうとすると咄嗟に隠す事なども多く、旦那様は奥様の浮気を疑い始めたのだそうです。
奥様を疑うようになって、旦那様は奥様が携帯を手放す瞬間をずっと待っていたそうで、奥様がリビングに携帯を置いていった隙を見て携帯のメールを盗み見ることができたのだそうです。
すると、奥様のメールのやり取りの中に、浮気相手と思われる男性とのやりとりが見つかったのだそうです。
やりとりの中には、「一緒に宿泊してゆっくりしたいね」など、一泊のデートの計画を立てるやりとりなどが確認できたのだそうです。
しばらくして、奥様が会社の研修会があって、ビジネスホテルに泊まる予定があると旦那様に言ったそうです。
奥様が見せてきた用紙には、研修会のスケジュールや当日のビジネスホテルの場所などの案内が記載されていたものの、旦那様は先日のメールが忘れられず、どこかで浮気行為が行われるのではないかと思い、当日の調査を依頼するに至ったとのことでした。
調査内容
今回の依頼は、奥様の会社の研修会での行動を尾行することになります。
奥様が見せてきた用紙には研修会のスケジュールやビジネスホテルなど、詳細に記載されていましたので、それを元に調査計画を立てていきます。
旦那様の予想では、おそらく浮気相手は会社の同僚で、研修会後、どこかで浮気相手と接触し、不貞行為を働くのではないかと考えているようでした。
今回の依頼の目的としては、
・奥様が浮気をしているかどうか確認したい。
・浮気をしていた場合、浮気の証拠を掴みたい。
・浮気相手の身元を確認したい。
・浮気相手と別れさせたい。
の4点になります。
奥様の見せてきた案内用紙から、比較的容易な調査になるかと思いきや、調査の結果は予想とは異なるものになりました。
調査結果
案内用紙によると、研修会は県外のセミナー会場で執り行われ、10時〜18時ごろまでの開催で、その後はビジネスホテルに宿泊するという内容のものでした。
研修会では、複数の社員の出入りがあり、奥様の特定が難しい可能性も考えられたことから、奥様の尾行は、自宅から開始することになりました。
午前8時ごろになり、奥様が自宅を出発し、セミナー会場のある県外まで電車で移動するのを確認しました。
しかし、駅に着くと喫茶店で一休みしている奥様、しばらくすると研修会の開始時間が過ぎてしまいました。
しばらくすると、喫茶店に男性が入ってきて、奥様のいるテーブルに座ります。
その後30分ほどしてから、奥様は男性と県内のご当地グルメのランチを楽しみ、2人で映画館に入っていく姿も確認できました。
夕方ごろ、映画館を出てくると、一度コンビニで買い物を済ませた後、徒歩で繁華街のラブホテルへと入っていく姿が確認できました。
調査員が張り込みを続けましたが、その日はラブホテルから出てくることはなく、2人が出てきたのは翌朝でした。
翌日も、お昼頃まで近くを散策したり昼食を食べたりデートを楽しんだ後、駅で男性と解散、帰宅しました。
その後の調査で、浮気相手の男性は、奥様の勤める会社のグループ会社に勤める男性で、県外勤務であるものの、仕事で奥様と取引を行うことがあるようでした。
男性の身元も確認できたので、調査を終了しました。
まとめ
なんと、研修会の案内用紙は奥様が浮気相手との浮気旅行の偽装工作のために自作したもののようでした。
また、ビジネスホテルは宿泊しないにも関わらず、ネットで予約、支払いを行なっており、領収書まで受け取っているようでした。
後日、旦那様と奥様は調査報告書を元に話し合いを行ったようで、夫婦関係の修復を行うことに決めたようでした。
また、浮気相手の男性へは慰謝料請求を行い、慰謝料150万を支払ってもらうことができたとのことでした。